まもなく誕生日をむかえるゆめこを含めた7月生まれのおともだちの誕生日会が幼稚園で執り行われました。男の子2人と一緒にみんなの前で喝采を浴びるゆめこ。誕生日メンバーの親だけは参加することができるので私も立ち合いが叶ったのですが、ゆめこのデカさにびっくりしました。
常々大きな子だな〜とは思っていたけれど、 教室の中で同じ歳の子どもたちと一緒に並んでいるとことさら際立つデカさ。そのデカいゆめこは将来の夢を尋ねられると口元を真一文字にピッと引き結び、凛々しい顔で「プリンセス」と答えた。ドリーミーさを感じさせない、確固たる信念を思わせる力強い答え。なんだかこの人がプリンセスになったら民衆を率いて行けそうだなと思った。

そんなゆめこの本名は「環」(たまき)と言います。
隠していたわけではないのですがわざわざ公表するきっかけもなくて。
幼稚園の誕生日会ではそれぞれのメンバーの保護者がみんなの前で話をするのでね、やっぱり名前に込めた意味、的な話になるのです
それでどうしようって思いました。というのも意味というよりはフィーリング?で決めたので。

予定日のほぼ1ヶ月前という突然のゆめこの誕生に私たちは慌てました。それぞれにぼんやりと希望していた名前はあったのですがいざ産まれたゆめこの顔を見るとなんか違う。 それで1から考え直すことになった。病室でゆめこの顔を見ながら色々な名前を考えては呼びかけたけれどしっくりこない。疲れた私は電子書籍で「はいからさんが通る」を読んだ。そこに環がいた。環、いい響きなんじゃない?字面も美しいし、よいものがめぐりめぐる様を連想させるしなにより似合う。この名前ならきっと「たまちゃん」と呼ばれるんだろう。ためしに「たまちゃん」と読んでみた。ゆめこがちらっと動いた。
あれこれと考えていた候補の名前はたちまち霞み、こんなに最高の名前はないと思った。

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その後なかなか体重が増えないうえに黄疸になってしまったゆめこは私と一緒の退院が叶わず、ひとり病院に残って治療を受けることになりました。そのために診察券を作る必要があります。
診察券を作るには名前が必要なのですが、荒れ狂う当時2才のまめと仕事に忙殺されていた夫はまだ出生届を出しておらずゆめこにはまだ名前がない状態。受付の人は「届けがまだでもお名前が決まっているのであれば問題ありませんよ」などと言います。
病院の受付から夫に電話して事情を説明し今すぐ名前の記入が必要だから「環」で決めたいという旨を伝えると「見れば見るほど環だし、もう環に決めよう」という結論になり
ゆめこは無事に「環」になりました。

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ちなみに夫の希望は「果歩」(かほ)私の希望は「咲」(さき)でした。
どちらも素敵な名前だけどやっぱりゆめこには環。


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誕生日会のメンバーは産まれた時から今までの成長がわかる写真のコラージュを作る必要があって
可愛い色紙もシールもまったく持っていない私はえげつない力技を使いました。
「先生からはあんまり凝らなくていいって言われるけどみんな結構ちゃんと作るらしいよ」という話を真に受けてこれを持っていったのですが「これはトップクラスに凝ってます」と言われた。