家庭をポケモンセンターにしたい。

インスタグラムにも書きましたが、これは私の考える「理想」です。

親として生きていると、我が子に厳しい言葉を言わなければならないことも当然ありますが、「正しさや社会の厳しさを教える」ことと「自尊心を削る」ことは違うと思う。自尊心を削る言葉って遅効性の毒みたいなものですもんね、人生を壊しかねない。


 


かく言う私が昔の職場で受け続けてきた「顔がダサい」という言葉。それ自体はライトなものなのかもしれませんが(どうかと思うけど)、長い年月をかけて私のメンタル奥深くにしっかりと染み込んでいたらしく、気づけば「顔がダサい私は何を着たって素敵になれるわけがない」だの「顔がダサいからこんなメイクは似合わない」だのとナチュラルに考えるようになっていました。そうやって「顔がダサい」ことを言い訳にしながら買い物やメイク、人付き合い……自分の好きなもの・ことを自ら放棄していたことに気づいたとき、心の底から震えました。

自分には幸せや楽しみを享受する資格がないとまで思い込ませてしまう言葉の効力。

たかが職場の軽口でこれです。家庭内で、親からそんな扱いを受け続けていたら人は一体どうなってしまうんだろう……


これが、私が「家庭は社会で受けた心身の疲れを徹底的に癒やし、パワーチャージして送り出す回復場所として機能させたい」と思うに至った根源になります。そして生まれた家庭ポケモンセンター化計画。プレイしていてポケモンセンターにたどり着いた時の安心感たるや物凄いですもんね。ダメージを受けても「ここにさえ帰って来れば安心」と思える場所があれば私は生きていける。


でもまだまだ実験段階。うまくいくかどうかは分かりませんし、私も未熟者なので無粋なことを口に出してしまうような失敗もあり、申し訳なさのあまり誰も見ていない時にひっそりと壁に頭を打ちつける夜だってあります。

しかしこれが成功すれば「顔がダサい」と言われ続けたあの日々もお焚き上げできるに違いない。私のなかに溜まった毒はあとちょっとで抜け切りそうです。


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