家族との毎日を絵日記に綴り始めてなんと9年目
辞めようとも思わずこれほど続けることができた習慣は正直、他にありません。
最初はほぼ日手帳に。ゆめこが生まれてしばらく経ってからはデジタルに切り替え、
すっかり様式は変わってしまいましたが描く楽しさは今も変わらず
最近は子どもたちと一緒にiPad Proを使ってお絵描きを楽しんだりしています。

アナログの味わいも素敵ですが、デジタルの魔法のようなおもしろさは子どもたちの心に響くようで、ひとつコツを教えるとすぐに自分のものにして、私の想像の及ばない世界を見せてくれる。子どもの発想の自由さとデジタルの可能性ってすごく好相性なんじゃないかとワクワクします。

そんな私たちが最近楽しんでいるのが
OS16から標準搭載となった写真の切り抜き機能を使ったコラージュ作り。
iPhoneでも簡単にできますし、いざやってみればなんてことのない機能なのですが、
使いこなせばプロユースもいけそう。

私はこれで大晦日に年賀状を作った……(すみません)

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こんなに素敵な機能、子どもと遊ぶ上で使わない手はないでしょう!
ざっくりと説明させていただくとこんな感じ

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※今回は私が使用している描画アプリprocreateのキャンバスを開いた状態で写真アプリをスプリットビューで立ち上げ
そこから切り取り&貼り付けを行なっています



切り抜きたい被写体を押さえると
対象物が浮き上がり、選択部分が白い線でなぞられたようなアクションが出てきます
これで切り抜き成功

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それをそのままprocreateのキャンバスにドラッグすると……


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切り抜いた対象物だけが綺麗にキャンバスに貼り付けられます!
ビザギザしたアウトラインもなかなかに綺麗に切り抜かれている。
写真によっては背景のモチーフが一緒に引っ張られてついてきてしまうこともありますがそれもご愛嬌。
邪魔なものは消しゴムツールで消してしまえば良いのです
(抜け切らないアナログ魂)

モチーフの大きさが気になる場合は

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簡単に調整ができます。
画像ではApple Pencilで調整していますが正直もう、指でつまんで小さくしちゃったほうが早い。

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そしてどんどん新しい写真を呼び出して切り抜き&貼り付けを行うことが可能。
モチーフごとにレイヤーが分けられているので調整も簡単です。

……とまあ、わざわざ説明をするほどではない簡単な機能ではあるのですが
じゃあ、基盤とするお絵描きアプリは何を使うのが自分に向いているのかな?とか
スプリットビューってなんだよ?とか
指で大きさを変えるとはどういうこと?とか
レイヤーってなによ?とか……

慣れている人にとってはスルッとクリアできる部分が当然
初めてiPadを触る子どもにはわかりにくかったりするので(まめに教えていて気がつきました)
もう、子ども向けにワークショップやろう。ということになりまして

2023年、まずはまめのクラスメイトを中心にお願いして
私が子どもたちに「教える」ための練習としてプレワークショップを始めました。
サランラップを使ってレイヤーの説明をするところから始める超入門編です。


初めてみるとそれがもう、面白くて面白くて。
とんでもなくドリーミー&ミームな作品が出来上がったりして
もうみんなの作品でTシャツ作って着たいくらいの素敵っぷり。

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飼っている猫さんのお写真を持ち込んで作ってくれた8才の女の子の作品。
自分だったらきっと面白みもなくまとめるだろうな、、
思いのままに配置したからこその、狙って出せないこのインパクト
嫉妬すら感じます。

そして、まめ以外の子どもたちにレクチャーをすることで
私自身もたくさんの気づきがあり
反省すべき部分も思い知ることとなりました。

普段、我が子と向き合う際にもきちんと意識すべきだなと思うようなことを気づかせてもらえて。
その辺りもこれからゆっくりとこちらに綴って行ければと思います。