もうすっかり終わって家族みんなが元気になったので。

今年の秋、夫が癌宣告を受けました。それから2ヶ月くらいは激動の日々で、やっとあの時のことを夫婦で笑って話せるようになりました


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歯にものがはさまったような言い方ばかりしてたくさんの方にご心配をおかけしてしまっていて。申し訳ありませんでした。

すべてが落ち着くまではこの状況を言葉にすることも難しかったです。


私にとって夫は精神面で安心して頼ることのできる唯一の大人でした。

本音や悩みを包み隠さず言い合えるただひとりの相手を失うのかもしれないという絶望を消化するには私のメンタルは貧弱すぎて

しまいには謎の体調不良に見舞われる始末……

とはいえ子どもたちには私しかいないのにへばってもいられないので九州から母を呼んでサポートしてもらいながら心療内科のお世話にもなりました。

ここで意地を張らずに病院に駆け込んで良かったと思います。



ひっそり進めていた、ちんちんぼうずのだいぼうけんのプレゼント企画やライブ配信なんかも全て実現できなくてごめんなさい。それなのに皆様がくださる温かいコメントに救われて「ああ私はまだいつもの日常の中にいる」と繰り返し自分を励ましたりしていました。もう……ほんとうに感謝しかありません。

 

仕事関係の皆様にもたいへんなご迷惑をおかけしました
それでも温かい言葉をくださったり
引き続きお付き合いを続けていただけること
ありがたく感じています。
 



今年は私たちにとって「感謝」の年になりました。

日常は奇跡です。映画なんかで流れればありきたりだと鼻で笑っていたようなこの展開に心の底から感謝です。ありきたりでよかった。
 


ところで不調があってもなかなか病院に行かない夫が検査を受けに行ったのは、まめがふざけて夫のお腹をピンポイントで突いたことがきっかけでした。その時夫はひどく痛がっていて、まめはかなり叱られていたのですが

その痛みが引かなかったため検査をしたらとんでもなく大きな腫瘍が確認されたのです。
 


術後に先生が言っていました

「あと3ヶ月……もう少し早かったとしても検査が遅れていたらステージ4でしたね」
 (先生の淡々としていながら不安を感じさせないはっきりした説明にもかなり救われました)


薄皮一枚のところでがん細胞がとどまっていて、運よくすべて摘出できたのだそうです。あの腫瘍の大きさを見てしまうとステージ2で治療なしですんだなんて奇跡です。  

まめには一生頭が上がりません




私には私の気持ちしかわからないので

夫や母、子どもたちの心情までは描くことができず

ただ自分が辛い、ばかりの記録になってしまいましたが

渦中にあると

結局自分という人間はこんなに弱いものなんだと思い知らされるばかりで

情けなく

恥ずかしく

私はなんてみっともないんだ

役に立たない妻だ
悪い母親だ 

そんなことばかり考えていました

しかし最後には自分の弱さに目を向けざるを得なくなり
それを認めてようやく

ちゃんと周りも見えました。

沢山の人に支えて貰いながら
なんとか立っていたのです。 


本当に本当にありがとうございます。 






後日
FRaU webに本記事が転載されることとなり
記事の中に

※本記事は横峰さんのブログに掲載された内容を本人が加筆し所為構成したものです

との記述がなされております
横峰沙弥香本人による加筆の部分も一部ございますが
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